取扱説明書は、ネタの宝庫です
今回、ご紹介する内容は、取扱説明書からチラシを作る方法です。 前回、紹介をした内容は「グッドキーワード」を使い、検索をしている言葉から困りごとを探す方法でした。 検索キーワードを分析してお客様の困りごとを見つけてチラシを作る方法でした。
(前回の記事「お客さんの困りごとを見つける方法【ネット活用①】」をご覧ください。)
お客様の困りごとを見つける方法①【ネット活用】今回は取扱説明書という特定の商品・サービスの情報からチラシにする方法です。取扱い説明書を使う理由は、商品・サービスについて一番詳しい情報があるからです。 非常にシンプルです。例えば、ドラム式洗濯乾燥機のサービスチラシを作る場合。 メーカーさんの「取り扱い説明書」のホームページを見ます。 例でパナソニックさんで説明をいたします。
メーカー名 取り扱い説明書で検索
パナソニック 取扱説明書 で検索をします。※各メーカーの取扱説明書が見られるページに移動します※
取扱説明書でクリックします。
品番を入力します。 今回は、NA-VX9700L/R で説明します。 PDFでダウンロードができますので、パソコンに保存します。
故障かな?のページをチェック
取扱説明書の、故障かな?こんな症状は故障かな?などの故障の症状のページをチェックします。 このページは、100%困りごとが載っています。また、お困りごとの解決方法ものっています。 自分でチェックしても改善しない場合は、メーカーさん、購入店にご確認くださいね。の流れになります。 何かの取扱い説明書を一度ご覧ください。 今回は、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機で説明をすすめます。
この時に、書いてある項目の中からチラシに載せる情報を選びます。 排水、給水、仕上がり、などから選びます。 ここでいくつか紹介しますね。
ドラム式洗濯乾燥機のチラシ例「ゴク楽チラシパックより」
まず、2点は、全自動洗濯機でも使える内容です。 水廻り関係のチラシです。
洗濯槽の汚れ対策。臭い、黒い汚れなど、気になる方が多いです。
冬の時期は、生乾き対策。
花粉症のシーズンからの提案。部屋干し対策。
花粉症の別バージョン
全自動洗濯機との比較チラシ。
どうでしょうか。 同じ製品でも、春の時期の提案、夏の時期の提案、秋の時期の提案、冬の時期の提案ができます。 季節での便利な使い方も提案をしてあげることがわかりやすくなります。 花粉症の提案は、お客様の実例からです。 「外に洗濯物が干せないから」とのことで、購入をされ、喜んでいました。 便利な製品の使い方を伝えましょう。
別売品・交換部品も紹介するとよいです
意外に気づかれないことに、交換用の消耗品も書いて伝えるとよいです。 ちょっとしたことですが、交換することでスッキリして安心となります。
また、消耗品=余分なお金 と考える電器店さんもいて、説明をしないケースもあります。 それは、もったいないです。性能を発揮するために必要であれば交換提案をする。 掃除や使い方は伝えなければいけません。 この消耗品の交換部品は、新規のお客様獲得にも使えます。 後日、説明をしますね。 何かあってから説明をすると、それこそトラブルになります。 ドラム式のフィルターのお掃除は、「定期的に行ってくださいね」 場所はここです。こうして掃除してください。と伝えると、「面倒だね」と言われますが、 チャンスです。
「水量が全自動洗濯機に比べて少なくて、節水仕様ですので、どうしても、糸くずが ?溜まりやすいです。節約していると思って、お掃除お願いします。慣れますから」 今までの製品との違い、節水のメリットなどを伝えます。 今まで乾燥器を別で使っている人からすると、手間が増えるどころか、 スペースがスッキリしてゴミの溜まりにくく喜んでいます。 手間だと思うことは、何かしらのメリットがあります。
手間=メリットを受け取るための一手間と伝えましょう。 製品の使い方ですので、説明するときに、伝えればお客様は慣れます。 説明せずに、排水トラブルで、対応してから説明をするほうが嫌な印象になります。 高級モデルと言われる商品は、一手間と消耗品の定期交換は必要ですので、 説明をして便利に使えるようにしましょう。
実際にここで紹介したチラシを使ってくださいね
ここでの紹介をしたチラシを配ってみてください。 お客さんがチラシを読み込むという状態をぜひ体験してください。 ここで紹介したチラシは、お客様に必要とされるチラシです。